2013年元日に行われましたノーザンアークリゾート餅つき大会の様子です!
ご参加いただいたお客様、本当にありがとうございました。
お客様に楽しんでいただきましてスタッフ一同もとてもうれしく思いました。
さて、皆様「餅つき」由来はご存知でしょうか?
「モチ」は民俗学でいうハレの日(非日常、とくに神祭など祝いの日)の食べ物で、稲作農耕の食文化の一つとして伝えられました。
古い日本では「モチヒ」と言い、モチは糯もちごめ(粘りの強いコメ)や黐もち(ヒエなどをねって粘りをだしたもの)、「ヒ=飯」は穀物を煮たり蒸かしたりした食べ物のことで、その二つの単語を合わせた言葉です。また、「モチ」という言葉の由来は、モチヒを省略したものや、搗いたモチを満月(望もち月づき)のように形づくった(現在の鏡餅)からともいわれます。漢語の「餅へい」は小麦粉をこねて丸く平たく焼いた食品のことですが、日本では独自に「もち米などを蒸して搗いた食品」に限定しています。
その餅を神祭や通過儀礼の食品としたのは稲霊信仰によるもので、餅を食べることで神の霊力を体内に迎え、生命力の再生と補強を願ったといいます。また、年間で最も重要な神祭のお正月を年玉(年魂)といい、昔は家族やゆかりの人に餅を配る風習が各地にあり、戦後の食糧難時代にも搗きたての餅を近所に配り歩く家庭が少なくありませんでした。
1970年代以降、日本では食生活や住居様式の変化などから、都市では自宅で餅を搗く風景はほとんど見られなくなりました。しかし、保育所や幼稚園の餅つき体験、商店街や町内会のイベント、各種記念行事などの祝いごとには、いまなお餅つきが盛んにおこなわれています。
「お餅を食べて神の力を迎え入れ元気になろう」、「そして、神(自然)に感謝しよう」という事なのですね。
餅つき大会にご参加いただいたお客様、そしてこのblogを読んでくださった皆様本当にありがとうございます。
楽しい2013年の始まりを皆様とスタートできました事をスタッフ一同心より感謝申し上げます。
あらためまして本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
ノーザンアークリゾート
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